本日、リエゾン花見2011開催!(今年は夜桜バージョン!)

リエゾン花見2011は終了致しました。たくさんのご来場、ありがとうございました!

皆様お久しぶりです。今日は、毎年恒例(?)の「リエゾン花見」(#RieHana)のお知らせです。極めて唐突かつ直前ですが、本日の夜19時半から、強行開催いたします!
(既につくば市は桜は満開であり、おそらく明日が限界で週末までには散ってしまうため…駆け込みでラストチャンス開催! → http://weathernews.jp/sakura/pinpoint/?id=79

リエゾン入居者に限らずベンチャー関係者や、そういう人々に興味ある方も、ぜひお越しください!
また、ベンチャー等に興味がない小野の知り合いや、小野のことを知らない人も、皆様誰でも遠慮なくお越しください!(図書館クラスタや学園祭クラスタもきっと大歓迎!)

参加申し込みは特に必要ありませんので、直接現地にお越しください。終了時間は未定のため、もしまだ開催しているかどうかを確認したい場合や、場所などに自信がなく不安な場合は、@milkyaまでTwitterでReply下さい。もちろん、途中参加や途中退出は自由ですし、桜を見ながら淡々と仕事をされるのも結構です!

なお、当日の会場の様子は、Ustreamで配信予定です。
http://www.ustream.tv/channel/RieHana

それでは、皆様の気軽なご参加をお待ちしております!


※この花見は、小野永貴が個人でラストチャンスの桜を楽しむものであり、特定の団体や集会のイベントではありません。誰も来なくても1人で花見しますし、もしよろしければ皆さんもご一緒に、ということです><。
※寒かったり風が強い可能性もあるので、お越しになる方は防寒にお気を付け下さい。
※時間が21時を越える可能性が高いため、皆様夜道は十分にお気を付けの上、自己責任にてお越しください。特に未成年の方は、できる限り夜遅い時間の参加はお控え頂ければ幸いです。また、もちろん未成年の方は飲酒はできませんので、ご自身の責任にて遠慮されるようお願い申し上げます。
※開催時間中に大きな地震が発生した場合は、皆様自己責任にて至急避難されるようお願い申し上げます。(災害時の被害については責任を負いかねます。)

「日本の図書館情報学10大ニュース大賞2010」投票締切は明日!&大晦日夜に「L-1事務局忘年会」再放送!

みなさんこんばんは。
先日の図書館情報学チャンネル特別放送「L-1グランプリ2010事務局忘年会!」は大成功でした。みなさまありがとうございました。ご覧になれなかった皆様は、明日の19時から再放送を行いますので、ぜひご覧下さい!(“大晦日だよ!図書館情報学チャンネル”の冒頭で放送します。)


さて、今日の本題は、同じく図書館情報学チャンネルのなかで実施している「日本の図書館情報学10大ニュース大賞2010」という企画です。

今年は本当に図書館に様々な出来事があり、図書館の過渡期とも言われています。図書館業界内部の話題だけでなく、電子書籍OPACの問題など一般市民からも図書館のあり方が注目される出来事がたくさんありました。

今回、12月第一週の放送にて視聴者の皆様と出演者で、今年大きく話題となった図書館系ニュースを列挙し、ノミネートニュースを決定しました。そして現在、トップニュースを決定すべく、皆様から投票を受付中です!

日本の図書館情報学10大ニュース大賞2010! by Project Lie
screenshot

現在すでに数十人の方々から投票を頂いています。投票いただいた方々から抽選でプレゼントもございますので、ぜひご投票下さい!締め切りは明日大晦日の18時です。

「L-1グランプリ2010事務局忘年会!〜運営事務局×アドバイザーがL-1GPを振り返り、図書館系若手への思いを語る!〜」、明日Ust放送!

毎週金曜日20時から放送している「図書館情報学チャンネル」の年末特別放送として、明日の16時から「L-1グランプリ2010事務局忘年会!〜運営事務局×アドバイザーがL-1GPを振り返り、図書館系若手への思いを語る!〜」を放送します!

L-1グランプリとは?

2010年11月、第12回図書館総合展にて「L-1グランプリ2010」というイベントが開催されました。これは、図書館系若手が賞金総額100万円をかけて競うワークショップ式登竜門で、選りすぐりの35人が図書館総合展の丸1日をかけて課題に取り組みました。

図書館をテーマにした賞金有りの若手コンペというのは新しく、開催前から多くの話題を呼び、当日はもちろん出場者・来場者ともに盛り上がっただけでなく、終了後もその開催形式・課題や若手への今後の期待など議論が絶えません。

図書館情報学チャンネルとは?

私が所属するチーム「Project Lie」もこれに出場しました。このプロジェクトは、「Library and Information Engineering」というコンセプトを掲げ、図書館情報学を従来の科学的視点から工学的視点へと変え、実証的な研究実践を行っていこうというプロジェクトです。工学的実証は図書館に金銭的独立をもたらします。「図書館情報学を科学から工学に。研究を実用に。図書館に自立を。」これが私達の目標です。

そして、我々のプロジェクトの広報宣伝や、プロジェクト内外での図書館の議論を深める目的で、L-1開催の約2ヶ月前から放送しているのが、図書館情報学チャンネル」という番組です。毎週金曜日の夜8時から、Ustreamにて生放送しています。Lieのメンバが出演し、その時に図書館関係でホットな話題を紹介し議論したり、様々なゲストをお呼びして先進的な取り組みのピックアップも行ってきました。この番組は、図書館の最新ニュースを逐次的にレビューし、視聴者を含めてリアルタイムに議論するという新しい情報発信メディアとしての意義も高く、L-1終了後も放送を継続することになりました。(目標は来年の図書館総合展まで放送を続けること!)

そして今回、豪華ゲストをお呼びして年末特別放送を行います!

放送日がイレギュラーとなりますが、この放送の起源ともなった「L-1グランプリ2010」を総括して2010年を終えるべく、急遽年末特別放送が決定しました!詳細は下記の通りです。ぜひご覧下さい!視聴ページ

Project Lie発足のきっかけとなった、図書館系若手の登竜門「L-1グランプリ2010」。図書館総合展の丸1日を使って行われたこのワークショップは、多くの話題を呼び起こしました。
今回、特別ゲストとしてL-1グランプリ運営事務局・アドバイザーのお三方にご出演頂き、L-1に込められた思いや若手への期待を、たっぷりと語って頂きます。当日は時間がなかったこともあり、関係者の方々から趣旨やご感想をお伺いすることができませんでしたが、ついにその真意が対談で明らかになります!

放送時間: 2010年12月27日(月) 16時〜17時45分

ご観覧の募集: 今回は東京(秋葉原・神田)から放送を行います。会場に若干の観覧席を設けますので、
現地で対談を直接ご覧になりたい方は、下記フォームから観覧をお申し込み下さい。
(人数超過の場合、L-1出場者・参加者を優先させて頂きます。)
https://spreadsheets1.google.com/viewform?formkey=dG5ySks0bm90TFdfQS1FS202SUZJSWc6MQ

筑波大学図書館×宇陀松村研究室コラボ企画「近未来書籍カフェ」を実施!@筑波大学学園祭

みなさんお久しぶりです!本日から3日間、ついに筑波大学学園祭「雙峰祭」です!
これまで5年間は、僕は学園祭生中継に関わって学園祭を過ごしてきましたが、今年は企画をやります。

私の所属する研究室と、筑波大学附属図書館が完全タイアップして、中央図書館エントランス横にて、近未来の書籍空間をみなさんにお見せします!その名も「近未来書籍カフェ」!

近未来書籍カフェ 開催日: 1日目〜3日目(全日) 時間:10時〜18時(3日目のみ16時まで)
★iPad30台★を駆使して近未来的な展示やイベントを実施! ◇絵本とデジタルが融合した『お話し会』◆最新の無線デジカメを使ったお絵かきコーナー◇本好きが熱く戦う『知的書評合戦ビブリオバトル』◆山田学長や国立国会図書館長など豪華ゲストによるデザイン本棚☆場所は中央図書館。会場を歩き疲れたら本でも読みながら休憩を!素敵で不思議な『書籍空間』とスターバックスコーヒーが、皆さんをお待ちしております☆

http://login.sohosai.com/search/index.php

正直、とにかくすごいです。何がどうすごいかというと、

  • 国立国会図書館長 長尾真氏から直々に頂いた愛読書リストをもとに、国立国会図書館長の本棚」を再現!!
  • 筑波大学学長 山田先生および副学長の先生方から直々に書籍リストを頂き、筑波大学ブランディングプロジェクト「IMAGINE THE FUTURE」を象徴する本棚を実現!!
    • こちらも先生が直々に提案したところ、学長を筆頭に皆様快諾頂き、次々と書籍リストが送られてきました!さすが筑波大学すごい!
  • 上記のスペシャルゲスト本棚以外にも、様々なテーマに従ったユニークな本棚を用意!様々なオブジェや照明が組み合わさって,とにかく雰囲気ある不思議で素敵な書籍空間
  • もちろんiPad30台もあるよ!電子書籍と紙の書籍が融合した本棚に圧巻!ユニークな貴重書も電子化しました!貴重書もiPadで読む未来を体験してください!
この量のiPadがあなたの視界を奪う! 紙の書籍も負けません!図書館の蔵書からかき集め中!

これだけでも超楽しそうじゃん。でも、大人や大学生が快適に本を読みながら休憩できる空間だけじゃないのがミソ!お子様連れでも楽しめる書籍空間だよ!

  • もちろん子供コーナーも設置!お子様連れでも楽しめる!お絵かき掲示板もあるよ!
  • でも単なる子供コーナーじゃない。iPodTouch20台やEyeFi Share Videoを活用した、近未来の図書館レクリエーションを実演!
    • 電子と紙と人が融合した、未来の児童サービスを体験していってください!
  • 絵本のお話会も実施!ただ絵本を読むだけじゃない!物語に入って動いて楽しめる、近未来のお話会!
  • もちろん、iPadで話題の触って動く絵本も体験できるよ!
準備中の子供コーナー、なぜか電子機器がいっぱい!? お子様が喜ぶ“動物”もいます!

なんかもう、これだけでも未来の図書館を見てる気分だよね!でもそれだけじゃないよ!筑波大学は図書館の新たな未来を先取りするよ!

  • 知的書評合戦ビブリオバトル、開催!筑波大学の各サークルの本好きが、イチオシの本を持ち寄って熱い思いで戦う
    • ビブリオバトルを図書館で実施するのって、まさに利用者自身が好きな本を他の利用者に情報発信することで、本を媒介にリアルワールドでつながっていく、素晴らしい試みじゃないか!?
  • ついに禁断の“あの”キャラクターの具現化プロジェクトが解禁!!筑波大学附属図書館の新たな時代の幕開けをこの目に焼き付けろ!極秘で製造された別のナニかも学内を練り歩くぞ!
    • 個人的に、マスコットキャラクターを用いた図書館のブランディングはとても興味ある。広報宣伝や利用者サービスの効果UPにつなげることができるのか!?間違いなく図書館マスコットでNo.1の日本最先端を突き進む筑波大学が、ここまで実践できたのを本当に誇りに思う!
どこかで見たことある気する“何か”…真相は現場に! こ、こいつらは一体、何をやっているんだ…!?

さて、もうこんなに明らかに楽しそうな「近未来書籍カフェ」、来るしかないでしょ!具体的なイベントスケジュールや裏話は↓に載ってるので、これを見てすぐ中央図書館eエントランス横にGO!
http://kinmirai.tumblr.com/

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近未来書籍カフェは、「雙峰祭グランプリ」プレミアムアカデミー賞を目指しております!

  • ご来場頂いて、少しでも近未来を感じていただくことができましたら、ぜひ私達の企画に投票頂ければ幸いです!
  • 投票方法は、各案内所でもらえる公式パンフレットに挟み込んである投票用紙に、「企画番号:31002, 企画名:近未来書籍カフェ」と書き込んで、案内所で投票するだけ!(詳細はこちら

皆様のご来館、心よりお待ちしております!

※なお、「近未来書籍カフェ」は「カフェ」と銘打ってますが、会場は飲食禁止です!^^お腹と喉を満たしたい方は、まず隣のスターバックスコーヒーで一休みしてから、近未来書籍カフェへお越し下さい!

図書館情報学若手の会「ALIS」第1回定例会を生中継します

お久しぶりです。自称“動画配信プロデューサー”の小野永貴です。今日の生中継の告知です。
私は一応、図書館情報学という学問領域に属しているのですが、ついに図書館情報学にも「若手の会」が結成される事になりました。関連分野では、教育システム若手の会情報科学若手の会などが存在していたので、図書館情報学若手の会できないかなーと思い1年前に「U27」*1など提案していた僕としては、大変嬉しい限りであります。
会の名前は「ALIS」、素敵ですね。きっと時代の流行り的にも、「ALIS in Wonder Land」というプロモーションムービーを作ったり、「ALIS for iPad」という電子書籍を作ったりするに違いありません。
そして、その第1回定例会が今日なわけです。

第一回ALIS定例会の詳細決定いたしましたので、お知らせ致します!

開催場所:筑波大学図書館情報学図書館ラーニングコモンズ
開催日時:6/27(日)15:00-17:00

プログラム
15:00-15:20 今回の趣旨
15:20-15:50 各自5分程度のライトニングトーク
15:50-16:20 質疑応答
16:20-17:00 ディスカッション
18:00- 懇親会:北方園(http://bit.ly/dosPDe)

ALISの活動記録 第一回ALIS定例会詳細決定しました。

とはいえ、なかなか筑波の地に来ることは難しい全国の皆様が多数いらっしゃると思います。そこで、第1回定例会の様子をUst中継するので、直接お越しいただけない方々は是非ご覧ください!
図書館情報学の新たなる未来の第一歩に、是非全国の皆さんもコミットして下さい!

図書館情報学若手の会ALIS 第一回定例会生中継
http://www.ustream.tv/channel/alis-lib
6/27(日)15:00-17:00

*1:Future Librarian U40プレミアセッションにインスパイアされ。

【緊急募集】つくば図書館系よ集え!「OpenAccess最新状況トーク&懇親会」開催!

1. 目的

  • つくばの図書館系の学生の皆さん、こんにちは!近年、学術機関リポジトリやセルフアーカイビングを通して、論文などの学術情報をオープンアクセス化する試みが盛んになっています。
  • しかし、大学の授業などでオープンアクセスについて習う機会は少なく、学生の皆さんはなかなか、オープンアクセスの事例を知ったり関係者の人たちと知り合うことは難しかったと思います。
  • そこで、(諸々の大人の事情で)4月の最終日となる4月30日に、@ceekz様の主催・ご後援を頂きまして、急遽つくばの地でオープンアクセスの最新状況トーク&懇親会を実施することになりました!
  • 当日は、最初にオープンアクセスに関わっている3人の大学院生がライトニングトークを行い、この業界の最新動向をご紹介します。その上で皆さんと今後のオープンアクセス業界について、つくばの図書館系について、いろいろと懇談できればと思います!(かなりゆる〜くですので、ご安心下さい)
  • 図書館に興味があったけれど学術リポジトリやアーカイビングについてあまり知らなかった学生の皆さん、

こんな貴重な機会がつくばで開催される事はめったにありません!集まれ!
もちろん、社会人の方々も大歓迎です!オープンアクセスについて学生に色々とご伝授下さい!

2. 期日・場所

  • 4月30日(金) 19:00〜
  • 魚民 筑波学園店

3. 参加費

  • 学生: 500円〜1000円程度 を予定
  • 社会人: 2000円〜2500円程度 を予定
  • (割引特典があるのですが、割引は学生を優先させて頂きたく、上記価格設定とさせて頂きました)

4. 内容

  • 19:20〜 オープンアクセス事例解説
    • (1) 「日本におけるセルフアーカイビングの取り組み:My Open Archive の解説」
    • 非営利団体 My Open Archive 研究員 吉田光男氏
    • (2) 「論文のオープンアクセス化を円滑にする著作権データベース:SCPJのご紹介」
    • 株式会社しずくラボ 代表取締役社長 小野永貴
  • 19:50〜 質疑応答
    • 及びそのままの流れで懇親会
  • 21:00 閉会

5. 定員・参加申込方法

  • 定員につき申込み締め切りました!
  • 申込方法は、Twitterにて @milkya 宛てに 「OpenAccessMeeting in Tsukubaに参加希望! #TkbOA」と送って下さい!
  • Twitterのアカウントをお持ちでない場合は、下記のメールアドレスまで上記メッセージをメール本文に書いてご連絡を頂ければ幸いです。
  • (なお、未成年の方の参加ももちろん大歓迎ですが、飲酒はできませんのでご理解・ご協力お願い致します。)

携帯電話から学園祭生中継映像を視聴できる「にゃふにゃふ動画モバイル」を作ってみた!

昨日は感情が高まっていまい、あんな記事を書いてしまいましたが、ついに待ちに待った機能が登場です。その名も「にゃふにゃふ動画モバイル」

これまで学園祭生中継は、パソコンでしか見ることができ ませんでした。今回新たに開発した「にゃふにゃふ動画モバイル」は、携帯電話から生中継映像をリアルタイムに視聴することができます!さらに、PC版にゃふにゃふ動画で投稿されたコメントも、同時に見ることができます。

最終日だけの限定企画ですが、学園祭会場に来ても携帯電話で生中継を見ながら、楽しい企画を探して下さい!
http://live.sohosai.com/mobile.htmlより)

要は、学園祭会場の生中継ライブ配信映像を、リアルタイムに携帯電話でも見ることができるシステムです。

超頑張った。さすがに去年のにゃふにゃふ動画みたいに3日で開発というわけにはいかず、4日かかった。その上かなり不安定なシステムで、バグ修正に時間がかかり、最終日だけの限定公開になってしまった!
それでも、携帯電話への映像配信は、学園祭生中継プロジェクト5年間の念願だっただけに、1日でもやる意義があると思い、限定公開。上手く動いた場合は、はこんな感じになります。

これは、深夜に再放送中の映像なので、中身自体は昨夜に行われたステージのものだけど、再放送も動画はライブストリーミングで配信してるため仕組みは同じで、学園祭をやっている時間帯は当然、その時のライブ映像が流れます。また、動画の最後の方に映ってるけど、PC版にゃふにゃふ動画のメッセージサーバと接続しているため、コメントも見ることができます

これまで、学園祭生中継の映像を見るには、自宅のPCから見るか、学園祭会場の各所に設置した放送モニタ・中継本部大画面スクリーンでしか見るしか方法がなかった。でもこれがあれば、学園祭会場でフラフラしながら動画をみたり、筑波大に来るまでの電車の中で見たりすることもできます!

正直、リアルタイムでの携帯への動画配信は難しかった。保存済み動画の携帯電話配信なら、変換にいくらでも時間かけられるけど、生中継じゃあそうはいかない。時間の流れに追いつくように、変換処理をしていかないと、どんどんディレイが大きくなる。携帯のFlashLiteの制約もあって、この程度のフレームレート・音質が限界だけど、「学園祭会場の雰囲気をどこからでも見てもらう!」というコンセプトの実現には十分だと思う。

仕組み

3gppとかJavaアプリとかいろいろ検討したけど、やはりFlashLiteを採用。3gppは現状ではライブストリーミングは困難、Javaは1日毎に上限転送量があるので困難。というわけでFlashLite。FlashLite2.0搭載の携帯電話が対応機種となります。ただし、auSoftbankではなんら問題ないのですが、DoCoMoはFlashLiteの転送量制約が厳しく、残念ながら非対応です。申し訳ございません。
で、本システムの仕組みを簡単に言うと、以下のような感じです。

  • DirectShowでWindowsMediaのストリームを受信し、フィルタグラフを構築
  • 画像は1fpsで5秒間溜める、音声は5秒分バッファに溜めWave生成→mmfに変換
  • にゃふにゃふ動画メッセージサーバに接続し5秒分コメントを溜める
  • 溜まった画像とmmfとコメントを合成してswfにコンパイル→5秒1コンテナのswf
  • 携帯電話からアクセスすると、このコンテナをloadするための親swfが読み込まれ
  • キー入力があると、バッファの制限以内でコンテナをloadしていく
  • 再生が済んだコンテナは吐き捨て、これを次々と繰り返す

FlashLiteで連続再生する仕組みはニコニコ動画モバイルとほぼ同じで、実際この資料を大変参考にさせて頂きました。しかし、ニコニコ動画モバイルとは違い、あらかじめ動画のswfをすべて生成しておくことはできないため、大変荒いやり方ですが、上記の処理をリアルタイムにループさせ、なんとか追いついています。先ほどの資料によると1fps程度が限界のようなので、こちらも1fps程度にさせて頂きました。

携帯電話の制約上、キー入力がないと次のswfをロードできないため、auニコモバ同様、キー入力必須になっています。しかし、FlashLiteのバッファサイズの制約があるため、あまり先まで先読みができないので、連打して頂くことでギリギリつながってる感じです…。ニコモバauはわりとシームレスな気がするんだけど、先読みどうしてるんだろう。

というわけで

これが僕の4年間の学園祭生中継の集大成でしょうか。
バグ多数・超スーパー不安定なうえ、タイミングの同期が上手くいってなくて同じコンテナが重複再生されちゃったりとかあるけど、学生独自の実験的なサービスとして、寛大な目で見て頂ければ幸いです。

今日は最終日、祭りの最後をしめくくる後夜祭もあります。
みなさんに少しでも視聴頂けたらと思いますので、ぜひぜひよろしくお願いします!

http://live.sohosai.com/