春日宿舎のネットワーク事情(1)

期末試験はいろんな意味で終わりました。プログラミング演習のレポートも終わらせたので、早めに東京に帰ろうと思います。けれどその前に、ひとつ実験を。このブログは「IT日誌計画」ですので、たまにはIT関連の有用なことも書きたいですしね。
先日、登先生がブログで「筑波大生へ100の質問」に解答されていました。その中で、

10.住みたい宿舎、そしてそのココロは?
図情の宿舎には、グローバル IP アドレスが来ているという噂があるので良い。(嘘かもしれない)

と発言されていました。なんと!こんなマイナー学群である図情に注目してくださるなんて、図情ACとして見逃すわけにはいくまい!というわけで、今回は春日宿舎のネットワークについて少し調査してみようと思います。といっても、1回で終わらすのもつまらないので、少しずつ数回に分けて「春日宿舎のネットワーク事情」シリーズにでもしようかと。そうすれば少しはアクセスアッp(ry
では第1回の今回は、登先生が大好きなグローバルIPについて調べてみますね。結論から言ってしまうと、春日宿舎にグローバルIPが来ているというのは、本当です。具体的に言うと、各部屋に1つずつLANの端子があって、その端子は図情の学内LANに直結しているので、各部屋に1つずつ133.51.19.*のIPアドレスDHCPで割り振られます。うちも入居してしばらくして、なんとなくネットワークを弄ってた時に偶然気づいて驚愕しました。学内LAN直結とはいえ、まさか宿舎部屋にグローバルIPを割り当ててくれるなんて思ってなかったので。
とはいえ、口で説明しても何の証拠もないので、実証しましょう。本当はipconfigの結果を貼り付けるのが一番良いんだろうけど、うちは部屋の中でローカルネットワーク作ってるんで、仕方ないのでルータの管理コンソールの接続ステータスを貼り付けます。

WAN DHCPサーバから取得 (通信中 )

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接続確立時刻 2005/10/17 08:44:09
リース期限 2005/10/18 08:44:09
ドメイン名 slis.tsukuba.ac.jp
ホスト名 dhcp19-179.slis.tsukuba.ac.jp
DHCPサーバアドレス 133.51.20.242

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IPアドレス 133.51.19.179
サブネットマスク 255.255.255.0
DNS1(プライマリ) 133.51.16.242 (自動取得)
DNS2(セカンダリ) 133.51.20.242 (自動取得)
デフォルトゲートウェイ 133.51.19.254 WAN (自動取得)

nslookupか何かで逆引きしてもらえば分かるけど、本当にグローバルIPが来てます(笑)IPアドレスのリース期限が遥か昔になってるけど、何故なのかはネットワークに未熟な僕にはわかりません…博識な方、教えて下さい。
図情は133.51.*.*のクラスBのIPアドレス保有しているけど、サブネットマスクを見るとどうやら宿舎には133.51.19.*を割り当ててるみたいですね。確かに、春日宿舎の入居数を考えると十分かもしれない。(春日宿舎は1号棟・2号棟あわせて約160人)ちなみに図情のIPアドレスは、図情だけでクラスBを保有してるっていうからスゴい。聞いた話では、図書館情報大学はかなり早くにクラスBのIPアドレスを割り当てられ、その当時はクラスBを持っている所は数少なく、小さな単科大学としてクラスBを保有したのは異例の事だったらしい。それが認められるほど当時から先端的にコンピュータ環境を充実させてたとかなんとかで、「うちの学群には、初めて日本にUNIXを持ち込んだ先生もいる」とも自慢してました。今の図情のコンピュータ環境からは少し信じがたいけど、図情は意外とスゴいらしいです。
では、グローバルIPが来ている事は実証されたので、次回はポート制限について調査してみたいと思います。といっても、明日くらいには更新するかも。